みなさん、10月7日(土)から9日(日)は佐原の大祭ですよー。
もうすぐですねー。楽しみですねー。今年は誰と行こうかな。
なにがいいかと言えば、やっぱり山車じゃないでしょうか。
日本三大囃子といわれる「佐原囃子」の情緒たっぷりなメロディーに合わせて、
4mもある大きな人形を乗せた山車を町中曳きまわすんですから、その迫力はすごいです。
そしてなんといっても、最大の見せ場が「曲曳き」といわれる3つの特別な引き回し方です。
あの巨大な山車を人の力だけで巧みに操っているのを見ると、思わず「すっげぇ〜」と叫びたくなりますよ。
「のの字廻し」
後輪を担ぎ上げながら、前の一輪だけに重心をかけてぐるぐると「の」を描くように回転させる技。
ちょっとでも息が乱れれば山車が倒れてしまうかもしれない危険な技です。
「そろばん曳き」
いっきに前進したかと思えば次の瞬間急停止! 休む間もなくバック開始を繰り返すというもの。
そろばんをひっくり返して前後させるような技ですが、山車の重さを考えるとこれまたすごい。
「小判廻し」
上の2つの技を合わせたような感じで、まっすぐ進んだ後にカーブを描き小判型の軌跡を描いて曳きまわす技。
タイミングと力の加減がすこしでも狂ったらできません。とっても高度なテクニックなんです。
“ぎっさん”からのコメント
どうでしたか? 大きな人形が乗った山車は各地区の人々がずっと大切にしてきたもの。
いたるところで繰り出される魂のこもった技を見分けることができたら、あなたも佐原ツウの仲間入りです。
ぎっさん