第17回野島崎灯台編
野島崎灯台は、千葉県南房総市の房総半島最南端に位置する歴史的な灯台です。明治2年(1869年)に建設され、日本で2番目に点灯した洋式灯台として知られています。当初は八角形の白色レンガ造りでしたが、1923年の関東大震災で倒壊し、その後白色コンクリート造りとして復旧されました。その美しい姿から「白鳥の灯台」とも呼ばれています。
この灯台は全国に16しかない「登れる灯台」の一つで、展望台からは房総半島や太平洋の雄大な景色を一望できます。また、併設されている資料展示室「きらりん館」では灯台の歴史や逸話を学ぶことができます。
野島崎灯台周辺は自然豊かな観光スポットで、ハイキングコースや磯遊びが楽しめる岩場、夕日が美しい「ラバーズベンチ」などがあります。さらに、夜には満天の星空を堪能できる場所としても人気です。